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投資は家計の危機を救う!?【初心者株投資73話】

ドタバタ!株投資ルポ うだひろえ

投資は家計の危機を救う!?【初心者株投資73話】

家計に厳しいニュースばかり…投資でなんとかしたい!

いやはや、この6月から電気代がまた上がるそうで、わが家の家計は火の車を通り越して溶岩の車と言った様相。お金が入ってくると同時に「ジュッ」と一瞬で灰になって消えていくかのようです。

物価高に加え、うちには中1と小5の育ち盛り真っ只中な子どもがいるため、食費も右肩上がり、習い事や塾なども学年が上がると同時にドカドカとお金がかかってきております。

あまりの厳しさに、この数カ月は本当にどうにもならない時も何度かあり、そんな時は、せっせと積み立ててきた投資信託を少し売却したりもしました。情けない気持ちもありますが、余裕がある時に買い足そう!と、その時が来た時のために家計管理も頑張る次第です。

何より、この状況を打破するためには、やはり株式投資で少しでも儲けたい!

しかし、まとまった投資資金は用意できない溶岩車なので、ミニ株で!と気持ちを新たに、株価をチェックしております。

ミニ株のいいところは、有名企業の株価をチェックするだけで、いっぱしの投資家気分を味わえるところですよね。

安いものしか買えないからと、割安株、いわゆるボロ株ばかりを見ていた時に比べたら、メンタルも安定しているように思います。

ミニ株で家計を救え!決算後に買い時は来るのか? 

株価のローソク足グラフと虫メガネ
【画像出典元】「stock.adobe.com/琢也 栂」

そんな中で、いつか買おういつか買おうとずっとチェックしていた任天堂<7984>の決算発表が、GW明けの5/7にありました。

営業利益は前期比4.9%増ですが、市場予想よりも低いということ、また次世代機を織り込んでないことなどから、5/7終値7759円から、5/8は終値7337円と400円以上ダウン。

以前にも、決算は悪くないものの「思ったほどよくなかった」という理由で下がったのを見たので、今回もそれか、と思ったのでした。

となると、しばらくはまだ上がらないかな、と年末の6000円台にまで下がらないかなと思いつつチェックを怠っておりましたら。

4営業日後の5/14に、終値8435円まで上がるなんて聞いていませんよ…!

なんで?とニュースを遡ってみましたら、この日の日経平均は前日比177円アップと好調、くらいの理由しか見当たらなくてびっくり。

レーティング情報が1万2000円から1万700円に下がったというのも見つけましたが、上がる理由になるとは思えません。

怖いよ有名株。6000円台を待っていた私、もう手も足も出ません。

まあでも、理由のない上昇はまたすぐに下がるかもな?と淡い期待をしつつ見ておりましたら、そこから一番低くて5/30の安値8145円、6/4には高値8884円をつけて、雲の上まで行ってしまいました。夢を見せてくれてありがとうございました…!

投資の格言は当たるのか?そこから買い時を見つけたい! 

右肩上がりの矢印にまたがる男性
【画像出典元】「eamesBot/Shutterstock.com」

それでも、こんな私でも!買えるものないかなと、フラフラと株情報を眺めておりましたら、こんな言葉を見つけてしまいました。

「Sell in May(セル・イン・メイ)」
直訳すると「5月に売れ」となります。

アメリカ・ウォール街での相場格言だそうで、「5月に株を売って、9月半ばまで相場から離れた方がいい」という意味だそう。

なんでも米国株は6月から9月までは、季節的な要因から経済指標が弱く出やすく、夏場は休暇を取る投資家が多くなるため、軟調な展開になりやすいのだそうです。

あくまで米国株の話でしょ?と思いますが、日本株は外国人投資家の影響が大きいですから、無視はできない話ですよね。

先の任天堂で言うと、5月の初旬に買っておけば、6月にはウハウハだったわけですが、他の銘柄を見てみますと、確かにそんなこともあるかもれない、とも思えました。

例えば私が1株だけ持っている日清製粉G本社<2002>は、円安で株価が下がっているのか?と思っていた5月上旬までは2100円前後で落ち着いていたのに、前日の決算発表を受けた5/16に前日比-175円の1868円という下げっぷり。5/30には安値1717円をつけるまで下がります。「セル・イン・メイ!」と叫びたくもなります。

しかし6/5で高値1806円まで戻してきているので、ここから戻りそうだな、とも思えます。格言に従うのなら、9月以降に上がるのでは?と予想もできます。

買い時とも言えるこれからの季節、お得になっている銘柄を見つけて、買っていきたいです!