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【必見】エアコンで燃費が落ちる!?夏におすすめのドライブ節約術

そなえる

【必見】エアコンで燃費が落ちる!?夏におすすめのドライブ節約術

【画像出典元】「VolumeThings- stock.adobe.com」

夏場の車内は熱がこもりやすく、エアコンは必要不可欠です。しかし、カーエアコンを使うと燃費が悪くなってしまうのも事実。燃費を抑えつつ、夏を乗り越える方法はないのでしょうか。

そこでこの記事では、カーエアコンと燃費の関係について、また夏のドライブで試したいエアコン節約術について紹介します。ガソリン価格も高騰しているため、節約術を駆使し車をエコに使っていきましょう。

カーエアコンを使うと燃費が悪くなる?

車の燃料メーター
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カーエアコンを使うと燃費は悪くなるのが一般的です。一般社団法人日本自動車工業会(JAMA)によれば、エアコンスイッチ「A/C」をONにしていると1割以上燃費が悪くなると公表されています。

これは、冷房・除湿機能を作動させるために使う「コンプレッサー(圧縮機)」がエンジンの力で動作するためです。夏場は冷房を効かせるためにコンプレッサーを動かすため、余分な燃料が使われています。

暖房は燃費への影響が少ない

カーエアコンの場合、冷房時はガソリンを消費しますが、暖房時はほとんど消費しないと言われています。理由としてカーエアコンは暖房時にエンジンの熱を再利用し車内を暖めており、冷房時のようにガソリンを使いコンプレッサーを動作させる必要がないためです(ただし送風機能等を動作させるため、わずかな燃料は使用します)。

カーエアコンの設定温度の正解は?

カーエアコンの温度を調整する
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家庭用エアコンでは、冷房時の設定温度を27℃、28℃と高くするほど消費電力が減ります。一方でカーエアコンの場合、設定温度を高くしても燃費への影響は変わらないと言われています。

その理由は、カーエアコンでは冷房を動作させる際、いったん冷やしてから、再加熱して調整する動きをしているからです。例えばカーエアコンの冷房を28℃に設定した場合、いったん0℃近くまで冷却させた後、エンジン熱を使い28℃まで再度温める動作をしているため、設定温度を高くしても低くしても燃費への影響はさほど変わらないのです。

目安の設定温度は25℃

カーエアコン等の空調機器を手掛ける「カルソニックカンセイ(現マレリ株式会社)」が公開した資料によれば、オートエアコンの設定温度は、日本車は「25℃」、欧州車は「22℃」が推奨されています。前述したように設定温度を変えても燃費への影響は変わらないものの、エアコン設定温度の中心である25℃が、エアコンにとって最も効率のよい温度となるようです。

カーエアコン関連の節約方法

車のエアコンの吹き出し口(サイド)
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カーエアコンの使い方を見直すことで、消費する燃費を削減できることがあります。ここではカーエアコンを用いた節約術を4つ紹介します。

高温になった車内を早く冷やすには?

夏場、駐車中の自動車の車内は非常に高温となっており、そのまま冷房をかけてしまうとコンプレッサーがフル稼働するため、燃料消費が激しくなります。

高温になった車内温度を最も早く下げる方法として、以下が効果的であることがJAFのテストにより判明しています。

1.窓を全開にする
2.車のエアコン(オート)を外気導入モード、温度設定はLo(最低)にして走行
3.2分後に窓を閉め、エアコンを内気循環モードにして3分間走行

この方法が最も早く車内の温度を下げられるため、燃料の節約にも繋がります。夏場は、ドライブを始める前に実践したいところです。

車内が冷えたら「内気循環モード」を活用

「内気循環モード」をスイッチONにすると、真夏の蒸し暑い外気を遮断でき、車内の冷えた空気のみを循環させ、効率よく車内を冷やすことができます。走行開始後、ある程度車内が冷えてきたら、この内気循環モードを活用することで燃費削減を狙えます。

注意点として、内気循環モードを使い続けると、車内の二酸化炭素(CO2)濃度が高まり、眠気を誘発することがあります。そのため内気循環モードを使用している場合は、30分に1度程度で「外気導入モード」に切り替え、車内の換気を行いましょう。

「風量」を減らす

エアコンの風量が少なくなるような使い方をすれば、燃費悪化を抑えることができます。オートエアコンではなく手動でエアコンを使用する場合は、できるだけ風量を控えめに設定するのがおすすめです。

また、人間は顔や手に風が当たった方が冷たさを感じやすいため、風向きを顔や手の方向へ調整することで相乗効果を期待できます。

「A/C」をOFFにする

「A/C」をスイッチOFFにするとコンプレッサーが止まるため(冷房が止まるため)、1割以上燃費を改善することができます。確実に燃費削減効果の得られる方法であるため、あまり暑くない日にはA/Cを敢えてOFFにしてみるのも一つの手でしょう。

注意点として、暑い日にA/CをOFFにすると車内が高温になり、熱中症等で健康を害す恐れがあるため、無理に使用を控えるのは避けましょう。

エアコン以外で車内温度を下げる方法

炎天下の車にサンバイザー
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エアコンに頼らなくても、普段のちょっとした工夫で車内温度を下げられることがあります。ここでは、自然に車内温度を下げる節約術を4つ紹介します。

乗る前にドアをバンバン

こちらは、日産自動車がX(Twitter)の投稿で呼びかけている、車内の温度を下げるテクニックです。

やり方
・助手席後ろの窓を開ける
・運転席のドアを5回開閉する

ドアを開閉し空気の通り道を作ることで、車内温度を下げられるようです。車に乗り込む前に実践してみましょう。

日陰に駐車する

建物の陰、木の陰など、直射日光の当たらない日陰に車を停車することで、車内の温度上昇を抑えることができます。フロントガラスを太陽の方向に向けないようにして駐車することもポイントです。

日除けグッズを使う

以下のような日除けグッズを愛車に装着することで、車内の温度上昇を抑えることができます。

・サンシェードをフロントガラスに設置
・断熱シートや遮光カーテンをサイドの窓ガラスに設置
・ウィンドウフィルム(スモークフィルム)を後席サイドの窓ガラスに設置
・ハンドルカバーをハンドルに設置
など

100円ショップなどで安く販売されている製品もありますので、探してみましょう。

卓上扇風機を使う

「卓上扇風機」は温度を下げるのではなく、風で涼をとる製品となりますが、さほど暑くない日であれば、卓上扇風機だけでも十分な涼しさを得られることがあります。車専用の卓上扇風機も販売されており、電源タイプについても「電池で使えるタイプ」「シガーソケットで使えるタイプ」「ソーラータイプ」など、種類豊富です。

以上、カーエアコンの節約術を紹介しました。今回解説したように、普段のちょっとした使い方の工夫でカーエアコンの負担を減らし、燃費節約に繋げることができます。物価上昇の影響からガソリン価格も高くなってきているため、節約術を駆使しながら、できる範囲で出費を抑えていきましょう。