占い師マリ・カルロッタ・フォルトナータが、4月下旬の暦占いをお届けします。

4月下旬は、二十四節気で言う【穀雨（こくう）】の頃となります。穀雨とは、春の最後の節気であり、これが終わると節気上では夏となります。

この頃は春のあたたかい雨が降り、花々や穀物が成長していく時節です。「穀雨」という字からも分かるように、この穀雨の頃は、雨が多い時期でもあります。

ちなみに、穀雨とは、稲や麦などさまざまな穀物を育成し、成長させる雨ということも意味します。この頃は農家の種まきの時期にも重なります。穀雨は、種まきでまかれた種を成長させ、大きくしていく恵みの雨ともいえるでしょう。

また、穀雨があけると、有名なお茶摘みの唄にもある八十八夜がやってきます。2022年の八十八夜は4月あけてすぐの5月2日。この日に摘んだお茶は非常に上質なものであると言われていて、この八十八夜にお茶を飲むと長生きできるとも言われています。5月初めの2日に、お茶をゆっくり飲んでみるのも良さそうですね。

さて、4月下旬の運気は全体的に上調子です。
4月10日～25日まで、運気が大きく上向く天一天上（てんいちてんじょう）という、何をしても吉な時期に入っています。何かにチャレンジするなら、この25日までの上向いた時期が吉となるでしょう。

そんな中で、今月下旬もっとも運気の良い日は、

◆4月20日◆

になります。この日は、

・一粒万倍日（いちりゅうまんばいび）
・天一天上（てんいつてんじょう）

といった吉日が重なる日です。

・一粒万倍日（いちりゅうまんばいび）
一粒の種まきが、千にも万にもなるという意味のある日です。この日に何かを始めると、それがどんどん良い方向に発展し、増えていくという特徴があります。お金を貯めればお金が増え、芸事を始めればすぐ上達し、仕事や趣味のことは上調子になる兆しです。縁起を担いで、この一粒万倍日に宝くじを買う人もいるほどです。

・天一天上（てんいちてんじょう）
どこにいっても吉となる時期。今月は、4月10日～25日までの長い期間がこの天一天上にあたります。

この世には、天地をめぐり、四方をめぐる天一神（てんいちしん）という神様がいるとされています。この神様のいるほうに人間が向かうと凶となる、といういわれがあるのですが、天一天上の時期は、この凶神の天一神が天にいて地上にはいないことから、全方位、どこへ行っても吉となる、そこから転じて、何をしても吉になると言われるようになりました。

ただし、この天一神がいない時期は、代わりに日遊神（にちゆうしん）という神様が地上にいるとされています。この神様はきれいな場所が大好きで、汚い場所が大嫌い。掃除を怠ると災いを呼ぶとも言われています。天一天上の時期は、お掃除を怠らないこと。

4月20日にやってみると吉なラッキーアクション♪

◎お金を増やしたいあなたは

いつもより多めに貯金をしましょう。この日に通帳にお金を入れると、それはどんどん増えていきます。大チャンスの日なので必ずチャレンジを。また、投資などもこの日に始めると大きく増える予感です。

◎自分の魅力を高めたいあなたは

あなたの魅力を高めれば、素敵な恋人のご縁もつながり、人から羨ましがられることも多くなるでしょう。20日は、魅力を高めるのに最適な日です。

髪の毛をトリートメントしたり、エステに行ったり、爪の手入れをしたり、ジムで運動したり。美容にまつわる何かを始めれば、あなたはどんどん魅力的になる兆しです。
自分に関するお手入れをこの日にやってみると良いでしょう。

◎良い人脈を得たいあなたは

仕事の助けとなる素晴らしい人脈を得たいなら、この日に新しい趣味を始めると吉。趣味のための活動に申し込む、というのでも良いでしょう。この趣味で培った人脈が仕事に大いに活きる兆しです。

◎ストレスをはねのけたいあなたは

この日にあなたの好物を食べると吉。甘いものでもしょっぱいものでも、肉でも魚でも大丈夫。あなたの好物を食べましょう。この日に好物を食べると、あなたに活力とストレスをはねのける力がもたらされます。自分で作るもよし、外食するもよし、美味しいものを食べましょう。

4月下旬、他に運気の良い日は？

4月21日
大安（何事も吉となる日）
建（十二直の中での大吉日、お金、婚礼、祭祀吉）

4月22日
巳の日（金運アップの日、お財布を買うと運気アップ）