リゾートで働く?ダーツで遊ぶ?企業なのになんでもアリの自由なワークスタイル!
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リゾートで働く?ダーツで遊ぶ?企業なのになんでもアリの自由なワークスタイル!

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プロジェクト管理ツール「Backlog」など、さまざまなWebサービスを開発するベンチャー企業「株式会社ヌーラボ」。福岡を本社としながら、フルフレックスやリモートワーク、リゾートワークなど、自由な働き方を積極的に採り入れている同社に取材しました。この日取材に対応いただいたのは広報の五十川慈さん(写真右)と人事の安立沙耶佳さん(左、PC内)。福岡と東京から、お話を伺いました。

口コミで世界展開中!自社ツールとWeb会議システムで仕事を円滑に

口コミで世界展開中!自社ツールとWeb会議システムで仕事を円滑に

ヌーラボが開発したプロジェクト管理ツール「Backlog」、チャットツール「Typetalk」、作図共有ツール「Cacoo」は、いずれもチームのコラボレーションを促進し、生産性を高めるWebサービス。操作性が高く、誰もが簡単にコミュニケーションできることから、どこにいても情報を共有しながら仕事を進められます。営業担当を置かず、口コミだけで世界中に広がっていき、今やユーザー数は国内外で数百万を超えています。

「本社のある福岡をはじめ、ニューヨークやシンガポールなど国内外に複数の拠点があるため、なかなかチーム全員が顔を合わせられません。そこでヌーラボが開発した「Backlog」などのツールやWeb会議システムを日常的に活用し、仕事を円滑に進めています」と広報の五十川さん。

この日の取材も安立さんのいる東京と五十川さんのいる福岡をWebでつないで行われました。自分たちが開発したツールを実際に使いこんで、楽しく効率良く仕事ができるか日々検証することで、ツールのブラッシュアップにも一役買っているそうです。

【下写真はWeb会議システムを使った社内ミーティングの様子】

個人の事情に合わせて働き方を選べるという「自由」

個人の事情に合わせて働き方を選べるという「自由」

ヌーラボはコアタイムが存在しないフルフレックス制を採用しているため、1ヵ月に定められた時間分働きさえすれば、1日当たりの勤務時間は何時間でも構いません。

また、出社せずに自宅で仕事ができる「リモートワーク」も一定のルールのもと運用されており、いつでも誰でも在宅勤務が可能。「子どもが病気のため今日は自宅で仕事します、というのはヌーラボでは普通ですし、そもそも人事担当者から在宅勤務の理由を尋ねたりしません」と五十川さん。

五十川さん自身もリモートワークを活用した経験があります。「祖母の介護のため、1ヵ月ほど週に2~3日のリモートワークをしていました。おかげで後悔のない時間を過ごせましたし、通常通り仕事もでき、ヌーラボのWebサービスを活用しチームメンバーにリアルタイムで共有できていたので、精神的にも追いつめられずにありがたかったです」と話します。

また、ヌーラボでは子どもが生まれて妻が復職するタイミングで、リモートワークを利用する男性社員も多いのだとか。「福岡本社に勤める社員の約半数は子どもがいますが、育児の当事者という意識を持っている男性が多いように感じます」と五十川さん。「日本人の男性は子育てに積極的に関わらないといわれますが、制度さえ整えば育児をしたい男性は本当は多いのではと感じています」と安立さん。

社員は必ずしも自席で仕事をする必要がないため、夏休みなどには子連れ出勤して社内のキッズスペースで子どもを遊ばせながら仕事をする人も多いのだとか。

「子育てや介護は、誰にとっても他人事ではありません」と話すのは、「リモートワーク」の運用を一手に引き受けている人事の安立さん。

「他の企業なら子育てや介護のために退職せざるをえないような場合でも仕事を続けることができるので、機会損失を防げます。さらに働き方を選択できるので優秀な人材が集まり、個人のパフォーマンスも最大化されます」と強調します。

リゾートで働いたり、朝ごはんが出てきたり…ヌーラボのユニークな制度

リゾートで働いたり、朝ごはんが出てきたり…ヌーラボのユニークな制度

また、社内でも人気の高いユニークな制度に、休暇と研修を組み合わせた「リゾートワーク制度」があります。こちらは、家族とともにリゾート地に滞在して通常業務をしたり休暇を取ったりしながら、研修として現地の小学校などで子どもたち向けに授業を行うというもの。「社員には、いつもの仕事と全く違う立ち位置に身を置くことで、改めて自分を見直す機会が得られたと好評です」と安立さん。社員とその家族の渡航費や滞在費などの出費については、ヌーラボで一律金額を負担してくれます。

また、ヌーラボから社員に朝食を提供したり、母国語が日本語ではない社員も3割以上在籍することから、日本語学習制度や英語学習手当もあります。

カフェにダーツに卓球台まで!遊びゴコロ満載の社内設備

珍しいのは制度だけではありません。福岡本社にはカフェフロアがあり、そこにはダーツや卓球台まで!

カフェのキッチンで、自分のランチを作る人もいるのだとか。屋上のテラス席やカフェなど、自分の好きな場所で仕事をすることもできます。勤務時間中に遊んだり、眠ったりしても特に問題なし!要は高いパフォーマンスを発揮してくれればいいわけですから。

こうした自由な雰囲気の社内ですが、社員に密かに人気なのが小さく仕切られた4つの独立スペース。

この小さな部屋で、ひとりで集中して仕事をする人もいれば、眠る人も、宗教上の理由でお祈りをする人も。「すべてが開放的なだけではなく、集中して過ごせる場所もあることで、選択の幅が広がっています」と五十川さん。

「働き方」というワードがなくなる世の中を目指して

働き方改革が話題になって久しいですが、ヌーラボでは「働き方」というワードが不要になるほど“自由な働き方”が当たり前の世の中になることを目指しています。

「自分たちが作ったツールを活用して、自分たちが一番成功している状態を作り、モデルケースとなって、より自由な働き方を発信していきたいです」と安立さん。

ヌーラボが日本の働き方を変える日はそう遠くないかもしれません。

株式会社ヌーラボ

株式会社ヌーラボ

福岡に本社を構えるベンチャー企業。百万以上のユーザー数を誇るプロジェクト管理ツール「Backlog」や「Typetalk」、「Cacoo」などの業務アプリケーションを提供し、2019年は設立15周年。ニューヨーク、シンガポール、アムステルダム、東京、京都、福岡と6つの拠点を構え世界中で展開中。自社キャラクター「ヌーマン」は初代Twitterアイコンなどを手がけたイギリス人デザイナーのサイモン・オクスリー氏によるもの。
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