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貯金ができない…!食費は手取りの何%が正解なの?節約のコツは?

うちの家計簿 世継 祐子

貯金ができない…!食費は手取りの何%が正解なの?節約のコツは?

【画像出典元】「Maxx-Studio/Shutterstock.com」

FPオフィス「フォルテシモ」へ依頼されたお客さまの家計簿を、mymoで診断する【うちの家計簿】。今回は、夫と子供2人の4人家族、34歳主婦Tさんの家計簿です。

30代女性Tさんの相談内容

子供が小学校に入学したら働こうと思っていますが現在は主婦です。出産前は働いていて収入があり、そのときのお金の使い方が変えられないのか、なかなか節約ができません。貯金がないのが不安です。夫からは「食費にお金を使いすぎじゃない?」と言われますがどのくらいが適正なのかアドバイスをお願いします。夫の年収は420万円程度です。

Tさんの家計簿は・・・?

収入合計は夫の手取り23万3120円、月あたりの児童手当2万5000円を合わせて25万8120円です。月々貯蓄はできていませんが、児童手当2万5000円は学資保険で貯めています。食費は手取り収入の30%を占めています。

食費の目安は

家族構成などにもよりますが、目安としては手取りの15%以内でおさめることを考えましょう。収入には限りがあります。Tさんが共働きで働いていたときと比べると収入が減っているので、収入減にあわせて支出も減らすことを考えなければいけません。児童手当を除く世帯の収入は23万3120円、そのうち15%にあたる3万5000円が食費の上限と考えてください。

現在、食費に7万円を使っているので、これを3万5000円に抑えられれば、毎月3万5000円が貯金できるようになります。

使い切る、食べ切る

Tさんは、ほとんど毎日スーパーに行き、買い物をしているとのこと。食費が多い方の特徴として食材を買う回数、スーパーに行く回数が多いことがあげられます。買い物の頻度を減らすことが大切です。

最初は慣れないかもしれませんが、食材を計画的に購入するためには献立を先に考えて必要な食材のみメモをして購入するようにしましょう。メインになる献立を1週間分立てて買い物をすることがポイントです。食材はなるべく使い切り、その都度食べきることを考え、食材がなくなってしまってから買い物に行くように。

とにかく食費は3万5000円しか使えないとし、1週間当たり8000円として献立を考えてみてください。

外食は控える

自宅で食事する家族
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収入の15%を食費とし、その予算内で外食ができれば問題ありません。しかし今は1カ月分の生活費の貯金もない危機的な家計の状況ですので、月の食費が3万5000円でやりくりできるようになるまでは外食を控えることを考えてみてください。Tさんが働きはじめ、収入が増えれば、食費の上限も上げることができます。

外食をなくすことが、どうしても難しければ、毎月予算を設けずに外食していたものを、月に1回3000円など予算を決めて計画的にお金を使うようにしてみましょう。

現在の貯金額10万円では、家族が体調を崩したり、収入が減ったり、家電が壊れたりしたら、貯金では対応できないことも考えられ、お金を借りなければいけなくなります。突然の出費などに対応できるよう最低限、生活費の3カ月分は貯めておきたいものです。

出かけるときは食事をすませてから

外出先で食事の時間になり、お腹がすいてつい外食をすることがないでしょうか。出かけるときは食事を済ませてからにしましょう。外出時にお腹がすいていると予定外のものを買いたくなったり、外食をしたくなったりします。

買い物に行く時も空腹時を避け、必要なものだけを書き出した「買い物メモ」をもとに購入するようにしてください。

冷蔵庫に食材を詰め込まず、中身がわかるようにしておく

冷蔵庫
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食費が多い家庭の特徴として、冷蔵庫がいっぱいという傾向もあります。食材を詰め込んでいると、奥に入っているものが把握できず、同じものを買う、食材を使い切れず無駄にしてしまう、などということも多くなります。

食べきれる量だけを購入し、使い切るためには冷蔵庫の中身をスッキリ整理し中身が常に見えるようにしておくことを心がけてください。

アドバイスを受けたTさん談

手取りの15%が食費の目安なんですね。今まで倍の金額を使っていたんだ、貯金ができないわけだ、となんだか納得しました。やっぱり共働きしていたときの感覚が抜けていなくて、外食が多くなっていました…。近頃は、貯金がないことの方が気になって、外食を楽しめなくなっていました。収入が増えるまでは3万5000円が上限だと意識して夫にも協力してもらいながらやってみようと思います。

家計簿診断を終えて

今年は食料品、光熱費など生活必需品が次々と値上げされています。値上げは今年だけにとどまらず今後も続くと心得ておきましょう。給料が物価の上昇にあわせてどんどん上がるとは考えにくいので、食費を削減できたら月3万5000円を貯金するようにしてください。1年で42万円貯まります。お金を無計画に使うとあっという間になくなりますが、貯めるのには時間がかかります。Tさんの家計の場合は、ご自身でお気付きのように食費の管理がポイントです。

悩むのをやめて、具体的に行動を変え、工夫することで家計はグンと好転します!ぜひ、取り組んでみてください。