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読書の秋を賢く満喫!無料体験できる「オーディオブック」3選

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読書の秋を賢く満喫!無料体験できる「オーディオブック」3選

【画像出典元】「Pixel-Shot- stock.adobe.com」

書籍の内容を朗読してくれ、本を耳で楽しめる「オーディオブック」。聴き放題コースでは何万冊もの本の朗読を聴くことができます。無料体験期間を用意しているオーディオブックも多く、タダで楽しめることも。

今回はオーディオブックの仕組みや、無料体験もできるおすすめのオーディオブックを紹介します。

オーディオブックとは

「オーディオブック」のイメージ画像
【画像出典元】「Sensay- stock.adobe.com」

オーディオブックとは、本の朗読を聞けるサービスやコンテンツの総称です。小説、ビジネス書、語学学習書など、さまざまな書籍を音声で楽しむことができ、「聴く本」ともよばれます。

プロのナレーター、声優、人気有名人などが朗読をしているオーディオブックも多く、まるで音楽やラジオを聴くように、本を耳で楽しむことができます。

日本でもWebサービスとして普及したオーディオブック

オーディオブック自体は昔からあり、以前はカセットテープやCDなどに朗読した音声を記録し、販売されていました。

近年はこれが進化し、Web上から音声データをダウンロードし、スマホや音楽プレイヤーなどで聴くというスタイルが確立したため、一気に利用者が増えました。いま現在、オーディオブックというと、そのようなWeb上の朗読サービスを指すことが多いです。

豆知識:アメリカでは以前から普及している

アメリカでは、古くからオーディオブックが広く認知され、日常的に利用されています。グラミー賞にオーディオブック部門が設けられているほど、人気コンテンツの一つです。アメリカは移動の際に車を使うことが多いため、車内で楽しめることも普及の後押しとなったようです。

オーディオブックのメリット・デメリット

リビングでヘッドフォンをして音楽を聴きながらくつろぐ海外男性
【画像出典元】「 Prostock-studio- stock.adobe.com」

一見便利そうなオーディオブック、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

メリットは?

・通勤、家事、散歩などをしながら聴ける
・倍速モードがあり、さらに効率よく本を読める
・活字が苦手でも本を楽しめる
・目が不自由、細かい字が読みにくい人でも本を楽しめる
・目が疲れない
など

やはり一番のメリットは、ハンズフリーで何か別のことをしながらでも本を読めることです。多くのオーディオブックは、ストリーミング再生だけでなく、端末に音声データをダウンロードしておき、オフラインで楽しむこともできます。

デメリットは?

・読み返しづらい
・紙媒体の本に比べて、書籍の数がまだまだ少ない
・朗読するナレーターや声優によって、印象が左右される
・音声が迷惑となる環境では利用できない
など

一番のデメリットは、読み返しづらい点です。紙の本であれば、パラパラとめくり、読み返したい位置まですぐに戻れます。オーディオブックの場合、チャプター変更や再生バーで戻ることもできますが、読み返したい位置までピンポイントで戻るのは難しいです。

無料体験期間があるオーディオブック

一般的なオーディオブックのサービスは、聴き放題プランで1か月1000~2000円程度の月額料金が発生します。ただし、多くのオーディオブックは、初回のみ無料体験期間を用意しています。

ここでは、無料体験期間が用意されているおすすめの人気オーディオブックを3つ紹介します。

audiobook.jp(無料体験期間14日間)

audiobook.jp公式サイト
【画像出典元】「audiobook.jp公式サイト

特徴:
・会員数200万人以上
・1万冊以上が聴き放題
・オフライン再生、倍速再生対応
・月額880円(税込)で聴き放題
・買い切りは1冊1500円(税込)
など

『audiobook.jp』では、小説、ビジネス、教養、語学などさまざまなジャンルのオーディオブックが勢揃い。聞き放題プランだけでなく、買い切りができるチケットプランも用意されており、1冊1500円(税込)で購入することもできます(シングルプラン)。

Audible(無料体験期間30日間)

Audible公式サイト
【画像出典元】「Audible公式サイト

特徴:
・Amazon系列の「Audible,Inc.」が運営するオーディオブック
・12万冊以上の作品が聴き放題(うち日本語のオーディオブックは約1万8000冊)
・有名声優や有名俳優の朗読も楽しめる
・オフライン再生、倍速再生対応
・月額1500円(税込)で聴き放題
・買い切りは1冊2500~3000円(税込)
など

『Audible』は、Amazon系列のオーディオブックです。こちらもさまざまなジャンルの作品が用意されており、英語版のオーディオブックも含めると、総計12万冊以上の作品が聴き放題です。杏、藤木直人、高橋一生、橋本愛、松坂桃李など、人気俳優・人気声優陣をナレーターとして起用しているのも注目点です。

flier(無料体験期間7日間)

flier公式サイト
【画像出典元】「flier公式サイト

特徴:
・本の「要約」を聴ける&読めるオーディオブック
・約2900冊以上の作品の要約が聴き放題
・倍速再生対応
・月額2200円(税込)で聴き放題(数を制限し、価格を抑えた下位プランも用意)
など

『flier』は、書籍の全文を朗読するのではなく、重要な部分のみを「要約」したオーディオブックです。「良書との出合いを促進する時短読書サービス」を掲げており、ビジネス系の書籍を中心にラインアップしています。1冊読むのに4~6時間かかるといわれているビジネス書を、10分程度で聴くことが可能。

音声と活字両方に対応しており、オーディオブックとして音声で聴くこともできますし、電子書籍として活字で読むこともできます。

おすすめの利用方法は?無料体験を賢く使おう

オーディオブックは、肌に合う・合わないもあります。そのため、いきなり契約するのではなく、まずは無料体験を利用して、オーディオブックに試験的に触れてみることをおすすめします。

最初は大手の『audiobook.jp』と『Audible』の無料体験期間を利用して、たくさんの本を聴いてみましょう。この2つのサービスだけでも多くの書籍を楽しめます。無料体験でも、本会員と同じようにサービスが利用できますので、ダウンロードしてオフライン再生することなども可能です。

無料体験後も、まだまだ気になる本がたくさんあり、聴き足りないという場合は、正式に聴き放題プランの契約をするのがよいでしょう。将来的に何度も読み返したい本と出会った場合は、買い切りプランで購入しておくのも手です。


以上、オーディオブックについて紹介しました。オーディオブックは、紙の本や電子書籍とは勝手が違う部分もあります。とはいえ便利な部分も多く、今までとは違ったスタイルで本と関わっていくこともできます。本好きな方も、本が苦手な方も、ぜひこの機会に体験してみてはいかがでしょう。