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実は、ヒマでしょ!?お小遣い欲しいでしょ!?じゃあ、体験バイトをせよ!!

「お金0.2から2.0まで」新しい経済のルールと生き方を考える 中村 修治

実は、ヒマでしょ!?お小遣い欲しいでしょ!?じゃあ、体験バイトをせよ!!

【画像出典元】「 Alena Ozerova- stock.adobe.com」

リアルにやっている会議なんて半分以上が雑談だったじゃん!?出張って、半分、遊びだったじゃん!?新型コロナウィルスによる騒動で恐ろしいことがバレてしまった。
忙しい、忙しいって、嘘じゃん!?実働時間って、ほんのちょっぴりだったじゃん!?「実は、意外とヒマじゃん!?」と気づいてしまったワタシ(中村修治)は、このヒマをお金に換えることにマジで取り組んでいる。

レジ袋有料化は意味なし しかし「 ハチドリのひとしずく」なのか!?

「多目的不倫」の代償はおいくらか?

週休3日が当たり前に!?

人間は、変化が大嫌いである。できることなら正常に戻りたい。正常のバイアスが働くので、コロナ禍による暮らしの変化はそう大きくないとも言われている。

しかし、企業は別である。経営者は、合理的に問題を解決する。リモートワークを推し進めた方が生産性が上がる。無駄な経費も出ていかない。withコロナの時代に、働き方は、大いに変わる。労働時間の短縮の流れは、自然と高まっている。

東芝などは、週休3日の実施を決めていると言われている。経団連は、新型コロナ感染予防対策ガイドラインを公表したが、テレワークや時差出勤やローテーション勤務など、通勤頻度の削減や従業員らの接触を削減する働き方を推奨している。

きっと、週休3日で、経費を減らした上に、売上まで上げてみせたという企業が、ポツポツと出てくるのも時間の問題だと考えている。そう遠くはない。よって、私たちの日常に、ヒマな時間は、ますます増えていく。

ギグワークも当たり前に!!

ギグワークという言葉をご存知だろうか!? 『ギグ(gig)』とは、ジャズミュージシャンなどが一晩限りの契約でライブ演奏に参加することを指す言葉で、転じて“単発契約でのアルバイト”が「ギグワーク」と呼ばれている。『働きたい時に働きたいだけ働きたい場所で働く』という働き方のことである。

単なる、お金が目的だけの「副業」ではない。自らのスキルを正当に売る「複業」と言うべき働き方だ。しかも、たくさんの制約を産む雇用ではない。プロジェクトベースや特定の業務のみなど、相手をプロフェッショナルとしてみなす協業モデルであることも楽しい。

営業が得意な人は、ヒマな時間に、売りたいものを売ればいい。デジタルが得意な人は、DX(デジタルトランスフォーメーション)化のプロジェクトにヒマな時間をコミットすればいい。

ワタシなどは、書くしか能がない。ヒマがあったらなんか書いている。おかげで某病院向けメディアに短編小説を掲載させていただくことになった。400字原稿用紙1枚で、5000円なり。これは、外出自粛中に、次女の部屋で仕事をするようになった成果である。

withコロナには「大人版キッザニア」!!

どんな大人だって、好奇心だけで体験バイトを始めればいいのである。福岡の天神や中洲で有名なシェフのお店で、夜だけバイトをすれば、めっちゃうまい賄いだって食べることができるかもよ!?そんな「大人版キッザニア」のような「複業」が現実化しつつある。

同じように起きて、同じような人たちと顔を合わせて、同じような仕事を続けても、その未来は明るくない。お給料が、決まった日に、決まった金額が振り込まれることが、ホントに幸せなことなの!?それは、いつまで保証されているの!?

日払いや、週払いの、収入を得ることは、これからの時代のひとつのセーフティネットだと思う。その体験バイトによって、ホントにしたいことが見つかるかもしれない。新しい出会いもある。社会人になってからの新しいインターン制度だと思えば、これもまた、楽しい挑戦である。

レジ袋有料化は意味なし しかし「 ハチドリのひとしずく」なのか!?

「多目的不倫」の代償はおいくらか?

はじまりは、いつも不純でいい!!

“モテるためにギターを持った者はそこそこ続くがやめてしまう。俺の曲で世界を平和にしようとギターを持った者は早々にやめてしまう。一番続くのはモテるかも!?とギターを持ち、その後音楽の魔力に目覚めた者。”と、細野晴臣さんは、のたまっている。

動機はできるだけ不純なほうが、持続するということだ。
不純な動機は、やがて純粋な動機に変わる。

カミさんにバレないおこづかいが欲しい。旦那さんに内緒でお金を稼ぎたい。そんな、少々、不純な動機でギグワークをはじめればいい。そこで見つかる「自分」は、きっと新しい自分だ。そういう「自分」を発見するためにヒマな時間を有効活用することをオススメする。

コロナ禍の中、在宅ワークが増えてきたワタシは、めっちゃ純粋なおじさんになりつつある。