お金

普通に買うよりお得⁉アメリカ版アマゾンの活用方法や上手な買い方

ためる

普通に買うよりお得⁉アメリカ版アマゾンの活用方法や上手な買い方

【画像出典元】「iStock.com/VladTeodor」

何かと便利なアマゾン(amazon.co.jp)。日常的に利用している人も多いでしょう。でも、実はあまり知られていない裏ワザがあるのをご存じですか?アメリカ版アマゾン「amazon.com」から直接購入する方法です。今回は、意外と簡単でお得な米国版アマゾンでの買い方について解説します。もしかしたら、欲しかった商品が安く手に入るかも?

アメリカ版アマゾンでの使い方・購入方法は意外と簡単!

アマゾンのアプリアイコン
【画像出典元】「iStock.com/stock.com」

アメリカ版アマゾンというと、英語だし、ちょっと分かりにくそう・・・と感じるかもしれませんね。でも心配ご無用!アマゾンのサイト構成は、基本的に世界共通。表示の場所がほとんど同じなので、いつもアマゾンを利用している人なら、細かい英語が分からなくても割と簡単に利用できます。

試しに、日本版アマゾンのサイトを開いてみてください。

トップページの検索窓右側もしくはページの一番下、または左上のアマゾンロゴ横の「ヘルプと設定」にある「日本国旗」をクリックすると、「国・地域を変更する」のプルダウンが出てきます。

そこからアメリカ合衆国を選べばOK。すぐにアメリカ版のamazon.comサイトへ移動します。アプリからも同じく左上の「設定」から簡単に変更ができます。

トップページに表示される配置は日本版もアメリカ版も概ね同じ。アカウント&リストの項目もほぼ同様に並んでいるので、あまり悩まずにすみます。また、購入する際のカートから購入手続きへの流れもほとんど一緒なのでスムーズに注文できるはず。

とは言え、amazon.comの商品がどれでも買えるという訳ではなく、「AmazonGlobal - International Shopping」というサービスの対象商品のみが利用可能です。「Ships to Japan」と表示されている商品を選べばOK。日本へ送ることができないものは商品詳細ページに「This item does not ship to Japan.」と表示されています。

アメリカ版アマゾンへの切り替え方は?送料はどうなる?

モバイル端末に表示されたアマゾンのサイト
【画像出典元】「iStock.com/EricVega」

アメリカ版アマゾンでは日本版アマゾンと同じアカウントは利用できません。新たに作る必要があります。しかしメールアドレス・日本の住所・支払方法(クレジットカード情報)の3つさえあれば可能なので、かなりハードルは低めです。

まず最初に「Create account」からメール認証を経て、アカウントを作成します。その後「Account」プルダウンから住所やカード情報などの登録をします。日本のショッピングサイトで作成する方法と同じ流れですね。もちろん住所の入力方法はローマ字で。わからなければヘルプなどを利用しましょう。

また購入の際の金額をいちいちドルから円に計算し直す必要ナシ。「JPY」として日本円での表示に切り替えできます。気になる配送料(AmazonGlobal Shipping)もきちんと表示されるので安心です。

ちなみに配送料は、Standard→Expedited→Priorityと、早さに応じて3段階の料金設定があります。商品の到着予定日も表示されます。

アメリカ版アマゾンを利用する際に気をつけたいこと!

アマゾンのダンボール箱
【画像出典元】「iStock.com/PeterPhoto」

注意したいのは、配送料の他に手数料(Import Fees Deposit)がかかる場合があることです。

アメリカ版アマゾンでの買い物は基本的に個人輸入になり、アマゾンが輸入代行を行います。そのため、関税などの諸費用が見込まれる場合は、あらかじめ手数料として請求されます。しかし、もし実際の費用と差額があった場合には返金され、万一足りなくても追加で請求されることはありません。

ちなみに関税がかかるのは、基本的に送料を含んだ金額が1万6666円以上か、送料なしで1万円以上です(商業目的を除く)。ただし革製品など必ず関税がかかる商品があります。

その他の注意点も確認しておきましょう。

・返品は送料が高い
返品も日本のアマゾンと同様に簡単にできますが、自己都合の場合は送料がかかります。当然料金も高いので注意してください。

・日本のアマゾンギフト券は利用できない
amazonギフト券は、購入した国のサイトでしか利用できません。もしアメリカ版アマゾンで購入したギフト券であれば使用可能です。

・商品によっては日本での補償やサポートがない
修理やメンテナンスが必要な商品は要注意です。なかには日本でもサポート可能なブランドもあります。

 

ネットショッピングに毎月いくら使ってる?【アンケート結果発表】

コンビニで水を買うのは〇円損?Amazonやウォータサーバーとの価格差を調査

一般的にアメリカ版アマゾンでお得な値段で購入できるのは、アメリカ製のもの。なかでもスピーカーやヘッドホン、時計、キャンプ用品などが狙い目のようです。もし手に入れたいと思っているものがあるのなら、一度アメリカ版アマゾンをのぞいてみてはいかがでしょうか?