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結婚後の財布管理はどうすべき?金持ち夫婦と貧乏夫婦の決定的な違い

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結婚後の財布管理はどうすべき?金持ち夫婦と貧乏夫婦の決定的な違い

【画像出典元】「PhotoAC」

熟年になってもお金が貯まらず生活に追われる夫婦、余裕のある暮らしで旅行などの趣味も楽しめる夫婦の差はどこでついてしまうのでしょうか。ここでは、結婚後の財布管理について、金持ち夫婦と貧乏夫婦それぞれの違いを解説していきます。金持ち夫婦になるためのノウハウが詰まっていますので、しっかりチェックをしておきましょう。

共働き貧乏夫婦に多い「夫婦完全別財布」、それ大丈夫?

ピンクと青のペア財布
【画像出典元】「PhotoAC」

お互いに働いてそれぞれの会社からお給料をもらっている夫婦は、光熱費、家賃、生活費などの支出を分担して支払い、あとはそれぞれが独自に管理していることが多いもの。

しかし、必要経費を負担したことで安心してしまい「貯蓄は相手がしているだろう」と楽観的に考えてしまう人も多いという現実があります。すると、お互いが相手に依存し期待した結果、結局夫婦共にお金が貯まっていなかった、ということになりかねません。

また、子どもができる、病気で長期間仕事ができないなどの出来事により、急に収入が半分になったとしても、お互いの収入が分からない状態では先の見通しすら立てることができません。

一方、金持ち夫婦は、貯蓄について夫婦どちらかがイニシアチブをとって収入をまとめて管理し、積極的にお金を貯めています。そうすることで家庭の貯蓄について責任感が生まれますし、お小遣いの範囲内で交際費などをやりくりするので、必要以上の無駄遣いをすることが少なくなります。

収入や貯蓄額はまずどちらも開示!金持ち夫婦は使い道を二人で決める家計管理スタイル

家の置物と預金通帳
PhotoAC

貧乏夫婦にはお互いが自分の収入を開示せず、相手にどのくらいの収入があるのか分からないということがありがちです。相手に収入を開示することで、自分のお小遣いを減らされたり、金銭的に頼られたりしたら困る、ということなのでしょうが、それでは将来へのプランは立てられません。

金持ち夫婦になるには、まず夫婦がお互いの収入を開示することが大切です。その中で「二人にとって何が大切か」「何年後にいくら必要になるか」などの予算立てをし、何年までにいくら貯めると目標を決めて、必ず二人で共有しておきましょう。

こうして二人の中で情報を共有していくと信頼関係が生まれ、同じ目標(貯蓄など)に向かって頑張れるようになります。このマネープランは数年ごとに見直し、状況によって少しずつ修正することも必要です。

結婚後にライフスタイルを変えられる人ほど金持ち夫婦になれる!

芝生の上のゴルフボールとクラブ
【画像出典元】「PhotoAC」

結婚前に持っていた趣味を、結婚後も頑なに続けようとする人がいます。そもそも、結婚後は将来のことも見据えた長いスパンの人生設計が必要ですし、貯めておきたい額も独身の頃とは比較になりません。

金持ち夫婦は結婚を機に、趣味にどのくらい費やすことができるかを考え、必要であれば趣味に費やすお金を減らします。そして夫婦でできる新たな趣味を見つけたり、相手を尊重しながらお互いが妥協できる程度の額をあらかじめ決めたりしながら、柔軟に趣味を楽しみます。

今までのライフスタイルに固執する人ほど、貧乏夫婦になる確率が高く、お金が貯まりにくくなる傾向にあります。

貧乏夫婦と金持ち夫婦の決定的な違いは、とにかくお互いの収入状況を開示して情報を共有することにあります。まずは、夫婦別々の財布管理にせずに、給与を「将来のための家族の収入」と考え、長い人生設計に向けたマネープランを立てていきましょう。

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