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カードポイント重視していますか? 賢いカードの使い方

0円でかなうコト 株式会社ZUU編集

 カードポイント重視していますか? 賢いカードの使い方

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買い物などの支払いにクレジットカードを利用する魅力は、ポイントが貯まるという点でしょう。けれどもこのポイント、もちろんカードの使い方にもよりますが、貯まりやすかったり、なかなか貯まりにくかったりと、結構な差があるようです。そこで、カードのポイントについて、整理してみましょう。

■ポイント還元率を気にしていますか?

何気なく使っていることが多いクレジットカードですが、実はポイントの還元率には意外な差があります。例えば、毎月10万円分の買い物をしたとすると、1年間で120万円にもなります。その場合、還元率0.5%のカードなら、得られるポイントは6000円分となります。もし還元率1%の場合には、ポイントは1万2000円にもなるわけです。

ここ最近では、電子マネーが付いていてコンビニなどの買い物でも気軽に使え、そのうえポイントが貯まるというものもあります。その他にも、誕生日月はポイントが◯倍になる、特定のサービスで利用するとポイントアップ……など、意外な特典が潜んでいる場合も少なくありません。どうすればお得に活用できるのかを事前に知っておくことが、「賢いカードの使い方」への第一歩といえるでしょう。

もちろん、年会費が必要なカードもあるので、その場合には会費分を差し引いて考えなければいけません。いずれにせよ、何気なくカード払いにするだけではなく、還元率が有利なものになっているのかを確認しながら、いちばん適したカードを選ぶように心がけておきたいところです。

■ポイントをフル活用しよう

TSUTAYAをはじめ、数多くの店で使える「Tポイント」、電子マネーの「Edy」や「nanaco」、交通系ポイントの「nimocaポイント」や「SUGOCAポイント」など、今では多種多様なポイント制度が普及しています。Tポイントの特徴は、加盟店数が多いことでしょう。提携店舗は100店舗を超え、種類もさまざまです。nanacoはセブンイレブンなどでの買い物時に、交通系ポイントは交通機関の利用時やお買い物時にポイントが貯まります。

その他、ANA やJALを利用するときに、マイレージを気にする方は多いのではないでしょうか。グループの航空会社や提携航空会社を利用する時にマイルが貯まるのは当然として、宿泊や宅配便の利用、レンタカーの利用などにも、多くの場合マイルがついてきます。また、旅先でのショッピングやレストランの利用などでも、幅広くマイルが加算されます。

例えば、ANAで1万マイルが貯まったとしましょう。そのまま1万マイルを次の旅行に充てるのもいいのですが、Tポイントの1万ポイントと交換したり、1万円分の楽天Edyと交換したりというように、他の提携パートナーのポイントに換えることもできます。

■銀行のカードでもポイントが貯まる!?

銀行ならではのサービスを特典に取り入れた、ユニークなカードも登場しています。

福岡銀行の「Debit+(デビットプラス)」は、口座直結のデビットカードです。限度額を設定しておくこともできるので、使いすぎる心配がありません。世界中の国と地域にあるJCB加盟店で利用でき、海外の提携ATMから現地の通貨を引き出すことも可能です。利用代金は、Debit+の登録口座から即時に引き落とされます。

このDebit+は、スマホアプリWallet+とペアで使うとポイント(myCoin)が貯まる仕組みとなっていて、myCoinはWallet+で開設した貯蓄口座に預金としてキャッシュバックしたり、西鉄の「nimoca」や「Tポイント」「ponta」に交換したりすることができます。 また、Wallet+を使っていない場合でも、myCoinの代わりに利用額に応じてキャッシュバックされます。

■カードの使い方を見直そう

カードによるポイントは、今ではさまざまなシーンで利用されています。自分で交換先が選択できるものもあり、ライフスタイルに合わせてお得に使うことができるでしょう。

普段、何気なく使っているカードの特徴を改めて確認し、自身に合わせた使い方を検討してみてはいかがでしょうか。

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